ウッドデッキとタイルデッキの魅力を比較~あなたにぴったりのお庭空間の選び方~
2024-07-31 更新

ウッドデッキとタイルデッキは、お庭やバルコニーなどの屋外空間を快適に過ごせるようにするために用いられる人気のアイテムです。どちらもそれぞれ魅力がありますが、今回はメンテナンスや費用、デザイン性の観点からその違いをご紹介します。
ウッドデッキの特徴
メンテナンスにおいては、ウッドデッキには天然素材と人工木があり、天然素材の場合は経年変化や劣化が起こりやすく、定期的な塗装や防腐処理が必要です。
ただ、人工木は塗装などメンテナンスが基本的にはふようとなるため、近年は人工木を選ばれるお客様が多いのが実情です。
費用面については、天然素材のソフトウッド(杉など)を使用すると比較的安価に施工可能ですが、シロアリなどの対策が必要になってきます。ハードウッド(イペやウリンなど)を使用した場合は耐用年数も長くなりますが、費用は高額となりやすいです。
また、人工木においても近年は原材料の値上がりで以前ほどの安価に施工することが難しくなっていますが、長期のメンテナンス費用が掛からない分、天然素材よりはトータルとして安価になるかもしれません。
デザイン性については、ウッドデッキはナチュラルな雰囲気が魅力で、ウォーム感があります。また、ウッドデッキは柔らかい印象を与えます。

タイルデッキの特徴
タイルデッキは陶磁器や石材を使用しているため、劣化や変色が少なく、メンテナンスの手間がかかりません。
費用の面については、人工木ウッドデッキと同程度の費用感ですが、メンテナンスがほとんど不要であるため、長期的にはコストが抑えられると言えます。 ただ、タイルデッキは高さが、基礎の水切りまでを基本にしており、掃き出し窓のサッシ下まで高くしようとすると割高になります。
デザイン性に関しては、様々なデザインや色が選べるため、自分好みの空間を演出することができます。また、シャープなデザインが可能で、モダンな印象も得られます。

ウッドデッキ・タイルデッキそれぞれの特徴を踏まえた上で、ご自身の好みや用途、予算に合わせて選ぶことが大切です。